
子どもは我が国の将来を担う宝です。
子どもに新型コロナウイルスのmRNAワクチンを接種させるか/させないかは、保護者が責任ある判断をしなくてはなりません。
保護者が適切な判断をするためには、情報の透明性とバランスが取れた情報発信が極めて重要であると考えます。
【子どもへのワクチン接種を慎重に考える会(JACVC)】 趣意
令和4年3月から我が国においても5歳-11歳の子どもへの新型コロナウイルス(SARS-Cov-2)のワクチン接種が開始されました。子どもへのmRNAワクチンは、重篤な副反応が米国等で確認されているばかりか、中長期的な副反応が未知であります。また、国が接種を進めている現在のmRNAワクチンは、流行初期の新型コロナウイルスへの有効性を想定して開発されており、いま主流となっているオミクロン株や今後の変異株に対する効果は不明です。さらに、子どもは新型コロナウイルスに感染したとしても、一般的に重症化しにくいことが分かっています。
このような状況で、国が積極的に子どもへのワクチン接種を推奨しても良いのかどうか、いま一度立ち止まり、リスクとベネフィットを総合的に考えていかなくてはなりません。言うまでもなく、子どもは我が国の将来を担う宝であり、大人が責任を持って護っていかなくてはなりません。
JACVCは、子どもや保護者に対して、ワクチン接種によるリスクの説明が十分ではないと考えています。医学的、科学的な知見をもとに、子どもと保護者に対して、リスクとベネフィットについて、十分な説明を分かり易く伝え、子どもと保護者がそれぞれをしっかりと理解した上でワクチン接種をするか/しないかの判断ができるようにしていかなくてはなりません。
JACVCは、主に下記の活動を通じて、国に対して働きかけて参ります。
- 子どもへの新型コロナウイルスワクチン接種については、極めて慎重に考えていくこと
- ワクチン接種に関する医学的・統計的なデータについて、透明性を求めていくこと
- 世界中から医学的・科学的な情報収集を行い、勉強会等を通じて最新の知見を共有していくこと
- ワクチン後遺症に悩む国民への救済措置を充実させていくこと
令和4年3月23日
新着情報
2022年5月24日
子供へのワクチン接種を慎重に考える超党派議連発足へ。詳細はこちら
2022年4月13日
全国の地方議会議員から成る「全国有志議員の会」の後援をいただきました
2022年4月13日
ワクチン接種の副反応で悩む方向けの「コロワク治療ナビ」バナーを設置しました
2022年4月13日
国会議員向け第1回勉強会および国会質疑の動画を追加でアップしました
2022年4月5日
国会議員向け第1回勉強会を参議院議員会館で開催いたしました
2022年3月28日
国会議員向けの勉強会を4/5に開催することになりました。詳細はこちら
2022年3月25日
医療従事者から成る「有志医師の会」の後援をいただきました
2022年3月23日
「子どもへのワクチン接種を慎重に考える会(JACVC)」が発足しました
動画
【子供へのワクチン接種に関する国会質疑】
2022年1月28日 中谷一馬議員 衆議院 予算委員会
小児への努力義務を課すことについて尾身会長に質疑
中谷議員:尾身会長は努力義務を課すことについてどの様な意見をお持ちなのか教えてください。
尾身会長:もしやるのであれば、希望者。義務というよりも、大人も希望者が原則ですので・・
該当箇所は25:54~
2022年2月9日 青山大人議員 衆議院 予算委員会
小児への接種勧奨や努力義務を課すべきではないと後藤厚労大臣に提言
青山議員:有効性や安全性の情報をしっかりと踏まえた場合、私は接種勧奨(一律接種券の交付)と努力義務(保護者に受けるよう努めなければならないと定めること)は適用しないという政治決断をお願いしたい。
後藤大臣:委員からのご指摘も踏まえ、分科会の議論も踏まえて決定したい
該当箇所は20:58~
2022年3月4日 梅村聡議員 参議院 予算委員会
5歳〜11歳の新型コロナワクチンについては、医学的に正しい文言で正確な情報を国民に伝えるべきであることを後藤大臣に提言。
梅村議員:「現時点ではオミクロン株、今後の変異株に対する感染予防効果・発症予防効果・重症化予防効果は確定していない」というのがニュートラル(中立)な説明ではないか。なぜ知事会や保護者へ文書にして渡していないのか。
後藤大臣:発症予防効果や重症化予防効果が、ある程度期待できるとの専門家の意見・・
該当箇所は4:01~
2022年3月10日 川田龍平議員 参議院 予算委員会
子どもへのワクチン接種を急かすべきではないと総理大臣に質疑。
川田議員:治験中のワクチンを、重症化リスクの低い将来を担う子どもへの接種を急かすべきではない。総理、一体この国は薬害エイズから何を学んだのでしょうか。将来の子どもたちの命に責任が持てますでしょうか。
岸田総理:子供へのワクチン接種については、何よりも重要なことは本人や保護者にワクチンの有効性・安全性をご理解いただいた上で、希望される方に安心して接種を受けて頂くことである。
該当箇所は18:08~
2022年3月29日 川田龍平議員 参議院 厚生労働委員会
政府として小児への接種勧奨を行うのであれば、少なくとも小児接種を判断する各家庭に対してオミクロン株に対するワクチン接種のリスクとベネフィットについて判断に足りるデータや政府の見解を示すべきと提言。
川田議員: 米国CDCのMMWRの副反応報告では870万回の摂取を対象にした副反応は100件の重篤な副反応、さらに2名の死亡報告があった。重篤例の10%は集中治が必要だった。2週間ほど前に米国でファイザー社が裁判に負けて膨大なデータの開示が命ぜられ、承認後市販後調査として集計された1291種類の副反応の分析結果が含まれている。2020年12月から2月までの 3カ月間に4万2086件もの副反応が報告され、1223件の死亡例と後遺症520例が報告されている。その中で40 種類を超える自己抗体の出現と37種類の自己免疫疾患の発症が記載されている。折しも日本でワクチン接種が開始された時期でもあるが、厚生労働省はファイザー社からこのような報告を受けていたのか。
鎌田医薬生活衛生局長:CDC(1/5・ACIP諮問委員会)の報告内容(5歳から11歳に約870万回の接種、4249件副反応、重篤例が100件、死亡例が 3件)は把握している。特段ファイザー社からファイルについての報告はございません。
該当箇所は44:00~
2022年3月29日 梅村聡議員 参議院 厚生労働委員会
ワクチン接種後の遷延(せんえん)する症状(後遺症)に関する病因・病態の研究と医療方針の確立の重要性について。
梅村議員:特例承認されたワクチン接種による症状(後遺症)で悩む方がたらい回しにされている。病態や治療方針の説明ができるようにしていく必要がある。
佐原健康局長:今後有用な知見が得られた場合には、専門家の意見を聞きながら、医療機関で活用出来る診療の手引き等の作成を含めて対応を検討していきたいと思います。
該当箇所は7:38~
2022年4月26日 川田龍平議員 参議院 厚生労働委員会
2022年4月28日 川田龍平議員 参議院 厚生労働委員会
改めてファイザー社が米国の裁判所に提出したデータについて質疑。また、情報をフィルターにかけずに公開することや透明性の重要性について。
川田議員:先日指摘したファイザー社のデータについて、厚労省はいつそのデータの存在を知ったのか。また、ファイザー社から報告があったのか。得られたデータは公表をしているのか。そういった情報は国民にとって必要な情報なので公開頂きたい。
鎌田医薬生活衛生局長:先生の先日のご指摘を踏まえてファイザー社に確認いたしました。ファイザー社からは海外の市販後のデータについて、その後も毎月提出いただいている。必要に応じて審議会に報告し、ホームページに公表している。得られた情報を全てそのまま出している訳では無い。膨大資料を読み込んで、安全性に関するシグナルを導き出して、専門家に相談して、国民に発している。専門家の会議にはかり、国民へ情報発信したい。今後も同じようにやっていきたい。
川田議員:なぜそこで専門家を挟むのか。データの公開をしてください。国民に公開すべきである。
該当箇所は39:26~
2021年以降、死亡者数が前年対比で毎月100%を超えている点や、超過死亡者数も増加している点についても指摘し、厚労省の見解を質疑。
川田議員:4月22日に開示された総務省の人口動態統計データによると令和4年2月の死亡者数は単月で前年対比116.3%、19490人の増加となっています。令和3年は1年を通じて前年対比で全ての月で100%を超えて、増加が止まりません。超過死亡者数も増加していますが、原因をどのように捉えているのでしょうか?
佐原健康局長:2021年の超過死亡については2017年から2020年の同時期と比べて最も多くなっております。その要因の一つとしては専門家からは新型コロナウイルスの影響が指摘されています。
川田議員:新型コロナウイルス感染症の影響というのはそのウイルス直接の影響ではなく、受診控え、検査控え、それからのワクチンの接種も影響してか、やっぱり自己免疫疾患が非常に増えていて、免疫の異常が非常に多くなってきていると思います。癌の再発も増えていますし、本当にいろんな原因があるのかと。超過死亡についての対策も含めてしっかりとっていただくようにお願いします。
該当箇所は59:00~
2022年4月28日 福島みずほ議員 参議院 厚生労働委員会
2022年5月17日 川田龍平議員 参議院 厚生労働委員会
子どもへの新型コロナウイルスワクチンの接種は中止すべきであることを進言。また、1600人ものワクチン接種による死亡事例報告があがっているが、国が一人としてワクチン接種との因果関係を認めていない点を質疑。
福島議員:子供に関してはむしろコロナワクチンをすることによる問題点が指摘をされています。私自身も子供に関してはコロナワクチンを中止すべきだと思っております。今のような状況であればコロナワクチンを5歳から11歳までやる必要はないんじゃないかということを強く申し上げたいと思います。
該当箇所は5:43~
福島議員:ワクチン接種によって1600人亡くなっているが、1件も認められていない。情報不足と言いますが、解剖していても因果関係が実証できない分からないということで、ほぼ全ての事例で情報が不足しているということになってしまう。1600件を超えるこれらの事例で、あとどのような情報が得られたら因果関係を評価できるようになるんでしょうか?
鎌田医薬生活衛生局長:外部の専門家のご意見を聞いて、企業などに対して追加の情報をお願いすると。その後、審議会の先生方からも追加の情報を求められる場合がございます。そうした場合には追加の情報をご報告、判定、報告を繰り返して情報収集をしています。
該当箇所は38:00~
厚生労働省が今まで開示してきたワクチン接種による「感染予防効果」に用いられていたデータにそもそも重大な問題があることを指摘。結果として予防効果を押し上げて見せてしまっており、科学的な分析をすべきであると指摘。
川田議員:厚生労働省のデータでは、2回接種者と3回接種者を区分していなかったので、(比較的接種後間もない3回接種者が含まれたことにより)予防効果が減衰していないように見えていた。また、データ全体の3分の1を占める「接種歴不明者」をどのように扱うか(未接種者に含めるか・否か)によって、感染予防効果の数字は上振れもするし、下振れもする。これは非常に問題があり、情報を操作することが可能になってしまう。科学的な分析を強く求めたい。
後藤厚労大臣:ワクチン接種歴が無記入の方を厚生労働省が「未接種」として計上し、感染研が「接種歴不明」に計上していた。厚労省の資料においても感染研と同様に「接種歴不明」として取り扱うこととしましたけれども、この接種歴不明者をどの様に扱っていくのかによってデータの読み方が変わるというご指摘をいただきました。詳しい内容までは私も補足していませんが、川田先生が本質について解説をしていただきました。そうしたことも踏まえて、しっかりと今後とも知見の集積に努めていきたいとおもいます。
該当箇所は30:20~
【JACVC主催の国会議員向け勉強会】
第1回国会議員向け勉強会 2022年4月5日
与野党の国会議員、12名にご参加いただきました。
(自由民主党、立憲民主党、日本維新の会、れいわ、無所属)
前半(松田学氏、井上正康氏)
後半(小島勢二氏、質疑応答)
会員のご紹介
共同代表 松田 学(松田政策研究所・代表)
共同代表 井上 正康(大阪市立大学医学部・名誉教授)
後援
【 有志医師の会 】
< 関東甲信越有志医師の会 > < 東海有志医師の会 >
< 名古屋有志医師の会 > < 関西有志医師の会 > < 中四国有志医師の会 >
合計1024名
(全国の医療従事者・2022年5月4日現在)
【 全国有志議員の会 】
合計76名
(全国の地方議会議員・2022年4月17日現在)
新型コロナウイルスワクチンによる症状(後遺症)でお悩みの方へ
「コロワク治療ナビ」では受診可能な医療機関一覧が公開されています
ご支援のお願い
2022.6.1 現在の支援金額(目標金額:100万円)

「子どもへのワクチン接種を慎重に考える会(JACVC)」は子どもの将来を危惧した民間の有志が立ち上げた団体です。活動資金は皆さまのご支援に頼らざるを得ません。お預かりした寄附金は、各種勉強会を実施する際の会場費、講演料、演者のお車代や宿泊費、ポスターや配布物の作成、その他の事務経費などに活用させていただきます。事務員はボランティアとして活動しているため、人件費には充当しません。なお、金額が実費を大きく上回った場合は、後遺症で苦しむ子供への寄付等を考えています。収支は公開を予定しています。
何卒、趣旨をご理解いただき、お力添えを賜りますよう、心からお願い申し上げます。